ポルシェを乗り続けるにはメンテナンスは不可欠です。だから、憧れでポルシェを買っちゃうと維持費で苦労しますよ。
ポルシェの維持費ってどのくらいかかると思いますか?
私が乗ってきたポルシェにかかった維持費について紹介しましょう。

ポルシェ911の場合

まずは911!このシリーズはポルシェを代表するスポーツカーであり、多くの名車を輩出してきました。
ポルシェ911に限らず、自動車には自賠責保険や任意保険がありますし、税金もかかります。
他にもオイル交換や、必要であればタイヤも交換も必要なので、それらも維持費に含めて考えておく必要があります。
また、法定点検や車検も必要ですし、一番はガソリン代でしょうか。
スポーツカーのため燃費はいいとはいえません。そのため、ガソリン代が大きく膨らんでしまいます。
ただし、ガソリン代については車をどの程度の頻度で乗っているかによって大きく変わるため、額を抑えることができるでしょう。
車種にあったタイヤの空気圧調整で燃費を向上させることもガソリン代の節約につながります。

税金:73,100円(自動車税+重量税)
任意保険:95,300円(ソニー損保の見積もり)
整備費:171,590円
諸費用を含めた車検代:185,250円

ポルシェ・ケイマンの場合

ポルシェのエントリーモデルであるケイマンの場合、911と比べても控え目ですが維持費はやはりかかります。

税金:63,200円(自動車税+重量税)
任意保険:84,440円(ソニー損保の見積もり)
整備費:150,000円
諸費用を含めた車検代:120,000円

ポルシェの維持費がかかる理由

維持費のかかるポルシェですが、高額となるのはなぜでしょうか。
それは、複数あってまずはタイヤ。純正タイヤのポルシェ認定タイヤ(N)は高価ですので、交換にお金がかかってしまいます。
ポルシェ認定タイヤにこだわらなければ、他メーカーのタイヤで維持費を減らすことも可能です。
ポルシェはオイルを一年に一回交換を推奨していて、車種によって異なりますが年に4~9万円程度かかります。
オイルクーラーがフロントにあるモデルの場合、オイル交換に調整が必要なため、交換に技術が必要です。ポルシェはオイル容量も多いのでその分高額になります。
長年乗っていると自然に消耗してしまうパーツの交換でも、数万円かかってしまうこともよくあります。
それらが蓄積されると維持費は高くなってしまうのです。